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ぼくの夏休み [香川]

まるで季節感のない内容になってしまったので、7月の三連休に帰省していた時の画像です。ちょうど梅雨明けの時期でした。
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実家の庭の小さな池に入れる小エビを近くの川で父親と一緒に取った。池にはフナや鯉がいるはずだけど、ひょっとしてエサになるのか?
これを撮った数時間後にはバスで大阪に戻ったんですが。
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前々日の夕方。
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帰省っていいよね。 [香川]

5月2日土曜。高速バス始発で実家に帰省。
渋滞にはまって大阪~明石間で1時間、鳴戸~香川県境までで1時間の遅れ。
マンション出発~実家着までの時間は約6時間。過去最悪の記録だ。フェリーとそう変わらない。

帰ってからツーリングへ向かう準備とバイクを冬眠から起こす整備。
旅の直前にトラブル全開!
どうしようとマゴマゴしてるうちに不思議と直る。詳細は後ほど。

3~4年ぶりに兄と会う。仕事の都合上、休みが合わなかったせいで、久しぶりの再会。話らしい話はできなかった。

5月3日~4日はキャンプ道具を積んでツーリング。広島県は大崎上島へ行ってきました。ルートは愛媛県今治港経由で。結構大きくて公共の湯に入ったり、造船場を見学できたりして面白かった。やっぱりバイク&フェリーの旅は楽しい。海から見える夕日も朝日も見えなかったのが残念。

5月5日は雨でダラダラと実家で過ごす。

そして今日、大阪に戻りました。

実家に帰省すると今まで持っていた欲や問題が不思議となくなる。何か色んな「事」を抱えて悩んでいたような気がするけど、それが沈静化というのか、両親と話しているとそんな問題もどうってことないものだと思ってしまう。帰る頃にはそんな「事」を前向きに考えようとしている自分がいるような気がする。

帰省って不思議な力だ。
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こんなゴールデンウィーク。 [香川]

今年のGWは4連休だということで、いつものように実家に帰ってみたくなる僕。

最近職場が忙しく、地に足つかない、心ここにあらず、赤塚不二夫が描くキャラクターのような状態が続いていた。
せわしないので頭の中で連休の予定も考えられないまま、当日を迎えてしまう。

「今年は家でゆっくりしよう。バイクの整備か、日帰りツーリングへ行こう。」
という気になった。

GWになると張り切って日本中みんながどっかに行くもんだから、どこに行くにしても疲れる。
行楽地なんか行きたくもない。身辺整理に精を出そうじゃないかとバスに乗って渋滞の中、1時間遅れて帰郷。

今の時期、田植えをするのでどこの田んぼも水を張っている。湿った土と水の臭い。
そして芝刈り機の音がブーンと聞こえる。音と一緒に青臭い草の香りが漂う。
田んぼを耕すタタタタッと耕運機の音、夜になると蛙の大合唱。
テレビからはヤンボー・マーボー天気予報。

今の季節、田舎のこの環境がたまらなくいいと思う。3日は渋滞で疲れたが、気分ともにリフレッシュできた。

4日はその日帰りツーリングの日。
去年はしまなみ海道の一島、大三島と、秘密毒ガス兵器工場の拠点、大久野島へ。
去年は島観光だったので、今年は山だと思い、徳島にあるオフロードファンの聖地、日本最長のダートコースがある剣山スーパー林道へ行くことにした。

ところがどっこい。近道と思った林道でズッコケて足を中心に、とくに右足を捻挫、打撲と擦り傷で、モチベーションともに行く気が失せた。決定的なことはまた後日。
2日経った現在でも階段の登り降りはまだ痛い。

5日は雲行きが怪しい中、長年心残りだった実家二階の「三畳の間」の整理整頓。
実家は僕が小学2年ぐらいの頃に増築して、新たに二階建ての部屋ができた。
その二階は3兄弟が中心に使う場所だが、主に兄姉が使う二部屋とは別に、3畳しかない物置のような場所があった。
僕はそこを置き場に困っていたプラモデル置き場として親と相談して使うことにした。

フローリング三畳の小さな部屋には金属棚にデカデカと飾った巨大ジオラマ、未塗装の戦車や車両、兵隊のプラモデル。床にはプラモの箱に、ランナー(プラモデルの部品がついた枠)が切り出されていない状態で山積みにされている。

ミリタリープラモデルが好きだったのは小4から中学卒業まで。(高校のときもたまに眺めていた。)
ゴチャゴチャとした状態でそのままの状態だった。

プラモデルは家のいたるところで工作していたが、飾る場所はそこだった。
未完のまま、放置された状態では埃が被り放題だったので、そこの整理整頓をする。ワックスがけのためだ。

愛着があるので捨てるに捨てられない大切なもの。いつか整理しとこうと思っていた。予定がある日にこんなことはできないだろう。
いつかやらないといけないだろうという予定のためにGWは存在するんだ。一日中整理に追われた。
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母と姉と僕。箸蔵街道を歩く③ [香川]


箸蔵街道はどこまでも続く。

写真に撮るのを忘れていたけど、時々石碑があって「~丁」と書かれている。一丁は約109メートル。

ゴールは100丁あるんだそうだ。






見晴らしのいい場所から元来た場所の方向を指す母。










道中。



そして「馬除」に到着。馬除の地名は方々にもあるらしく、馬をつないでおく場所があったのが由来らしい。

この集落でも最近まで炭焼きをしていた人が住んでいたようだ。













ずいぶん歩きましたがここで約半分。



そして二軒茶屋。100年前にはちゃんとお茶屋と宿も営業していたようだ。今も二件の廃屋がある。



二軒茶屋の写真が少ない。




ここで休憩。



『峠の石地蔵狸』伝説の看板がありました。写真は見えにくいですが、大体こんな内容です。




讃岐の国から阿波の国の親戚の所へ、遊びに行った作蔵という人がいました。御馳走になり、遅くまでいたのでもう帰ろうと、その親戚の家を出たのですが、後ろから別れたばかりの親戚の姿が。

「そう早く帰らなくてもよいじゃないか。風呂にでも入ってゆっくりしていきなよ。」という。

わざわざここまで呼び止めに来てくれたのかと思い、作蔵は快く引き返した。早速風呂に入り、親戚は背中まで流してくれた。今度は変わりに親戚の背中を流す作蔵なのだが、背中をいくら擦っても返事が来ない。ふと後ろから呼び止める声がした時には、夜は明けて、あたりが明るくなっていた。

呼び止めたのは炭焼きで、作蔵は地蔵の背中を一生懸命磨いていたという。ここに住む狸の仕業じゃろうという話じゃ。






香川県側です。雪の影はない。





帰りの田舎風景。殺風景だがとても落ち着く。



そして土讃線、讃岐財田駅に帰ってきました。ああ疲れた。

帰りは温泉に入りました。




姉はその夜、東京へ帰っていきました。




道中はとても寒かったけど、古(いにしえ)の街道を歩くことで少しでも時代を感じることができた。

道はどこまでも続くよ。箸蔵街道の旅でした。


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母と姉と僕。箸蔵街道を歩く② [香川]


江戸時代、香川⇔徳島間の主要道路だった箸蔵街道。




峠道ですが、急な高低差のない緩やかな坂道で歩きやすい道です。最初の箸蔵寺の長~い階段には閉口しましたが。






JR土讃線、箸蔵駅。この駅もモダンな駅。




箸蔵駅から徒歩で箸蔵寺へ。箸蔵寺へはロープウェーがありますが、僕らは徒歩です。昔の街道なんだから。



徳島県側。暮れの寒波の雪がまだ残っていました。それにしても香川と徳島でこうも降水量が違うのか。

香川じゃ雪がめったに降らない。





道中のみかん畑。






駅から箸蔵寺まで道のりがすごい階段と急斜。また階段階段の連続。でも階段を登るにつれてなんとなくご利益があるような不思議な気持ちに。山の上にお寺があるというのはなにか神々しい感じがしますね。四国88ケ所番外札所15番のお寺。





しめ縄ではなく巨大草履。







両端に金剛力士。東大寺とまではいかないけど立派です。赤い肌が怖い。



朝日に照らされる箸蔵寺の前門?です。



反対側、広ーい。



少し歩いていくと赤い架け橋。





橋の両端に烏天狗の像。狛犬でもなし、変わってるなと、母子3人で話した。

口ばしがあるのが烏天狗とばかり思っていたけど、口ばしがなくても羽のある天狗もそう言うのだそうだ。



階段また階段。



そして本殿。お寺の敷地も広い。可愛らしいかまくらがあった。



門のところでもそうでしたが、雪が踏み固められて、アイスバーン状態でした。

箸蔵寺の左手から街道のスタートです。ようやくスタートなのです。階段だけでも疲れた。



箸蔵街道はまだ続くよ。でも勾配はもうないのであとは歩くのみ。


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母と姉と僕。箸蔵街道を歩く① [香川]


正月。

東京からはるばる香川に帰省した姉の日程では、実家にいる時間は3日しかないというので、母から

「じゃあ3人で箸蔵街道を歩きに行こうよ。」

という。




行程は香川県、讃岐財田(さいだ)駅に車を止め、JR土讃線で徳島県、箸蔵(はしくら)駅へ。そこから北へ箸蔵寺→馬除(うまよけ。ちょっとした集落の廃墟がある。)→二軒茶屋(にけんぢゃや。古くからあった宿兼お茶屋がある。現在廃墟。)→讃岐財田駅に到着。昔は阿波から讃岐への主要な道で、農繁期には借耕牛(かりこうし)と呼ばれる農耕牛がこの道を通って讃岐に来ていたそうです。現在ではトレッキングコースとして人気があります。箸蔵寺への参拝者の道としても盛んです。




http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F5%2F35.312&lon=133%2F49%2F25.482&layer=0&sc=5&mode=map&size=s&pointer=on&p=&type=static&CE.x=375&CE.y=336




土讃線、讃岐財田駅はこんな感じ。鉄道マニアの方で駅の建築の愛好家がいるという話は、なんとなく分かります。この財田駅のそばにはタズノキ(女貞。ネズミモチの別称。)の大木があって、とても景観情緒があります。夏に来たら木漏れ日が綺麗だと思いますね。少し南国風。









駅の中はこんな感じ。無人駅です。









駅の線路側、真ん中二人が姉、母。



土讃線のこの山岳路線は難工事だったらしく、当時の苦労がしのばれます。

http://www.topics.or.jp/index.html?m1=5&m2=25&bid=118275566752&cid=118275640156&vm=1

秘境駅の一つだと思いますが、珍しく、このつぼじり駅というのが、段差のある駅なのです。



鉄道がこの駅で止まります。これは各駅停車と同じですが、路線切り替えをして、鉄道が一旦バックして止まり、また切り替えて再度発車するという場所なのです。なので車掌さんが鉄道の中を切り替えのために移動するという珍しい?光景が見れます。降りて少し駅の周りを見てみたかったと思いましたが、時間がなかったので写真一枚だけ。残念。一度降りるとずいぶん待つと思うので。「おつかれさまでした。」の看板がシュール。




今日はこれまで。全3回の予定です。


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お節ね。 [香川]


今年の正月は香川の実家でゆっくりできました。




少々遅いですが、我が家に届いたお節の写真です。



価格は秘密。帰省した姉、両親と僕の4人で食べましたが、昼食では食べきれず、夕食もご飯だけ炊いておかずにして食べました。だって5つも「折」があるんだもの。



まずご飯の重。赤飯、山菜おこわなど。



和の重。野菜が多いので助かります。ほかは魚肉ばっかりで…。くわいの煮物ってこんな時にしか食べない。



中華の重。油大目、味もコッテリとしたのが多かったです。



洋の重。意外と魚介類が多かったです。チーズも多かった。



そしてデザート。右下の区切りにあるのが、かの有名な豪華ケーキ「オペラ」。うん。うまかった。




写真に写っていませんが、別の容器で黒豆がありました。やっぱり黒豆がないとね。



香川ではそら豆を甘辛くしょうゆと砂糖などで煮た「しょうゆ豆」が有名ですが、今年はなし。地元の郷土料理ですが、嫌いなんです僕。同じ地元の人、すみません。




毎年こんなに飾ったりしませんよ。

ちょっと写真撮影用にランチョやワイングラスまで飾ってるのは見栄ですから。


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北海道から母より。日本縦断1/10完歩達成。 [香川]


出発から14日目。札幌市内に到達。

総歩行距離387.5km(稚内市内から)。一日平均27.7km。




母の旅の第一段階が終わった。この長い旅はあと9年続く。




旅の道中、同じく石川文洋さんの影響を受けた同年代の同志の人がいたそうだ。

10ヵ年単位で日本縦断の旅。すごい。


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北海道一人旅の母より。 [香川]


日本徒歩縦断の旅はうそではない。ほんとに実現しようとしている。




北海道、稚内市から母の手紙がやってきた。






稚内は歩いていてもよろけるほど風が強い。そのためか、瓦屋根の家はなく、トタンか銅板のようなものを葺いている。玄関も風除けの外戸がついていて、窓のサッシも二重になっている。




という内容。

旅するっていいな~。もっと余裕があれば僕もどっか行ってみたい。


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子離れて旅歩き。 [香川]


うちは姉、兄、僕の三人兄弟。

末っ子である僕が就職したことで、香川の実家には両親だけになった。




「お父さんもあと少しで定年だし、これから好きなことして過ごそうかと思ってるわ~。」

と話す母。




好きなことというのは趣味である『山歩き』、『ウォーキング』だ。



てくてくカメラ紀行―北海道~沖縄3300キロ

てくてくカメラ紀行―北海道~沖縄3300キロ

  • 作者: 石川 文洋
  • 出版社/メーカー: 〓出版社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫





最近この本を読んだことで、新たな夢を発見。報道カメラマンである石川文洋さんが北海道から沖縄を歩いたこのエッセイを読んで「北海道から沖縄まで数年掛けて歩いてみる。」と思ったのだ。




子供が全員独立したことで、気が楽になったのだろう。夢を持った母。

「文洋さんが65歳で歩いたんなら、女の私なら、今のうちに歩いておかないと…。」




第一の出発の旅は北海道。明日から約三週間かけて歩き、ただ歩きの旅をする。54歳の新たな旅はどんなものなのだろう。










がんばって。






静かにそう思う。


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