マドリッド・バラハス国際空港 [スペイン旅行記(12年10月)]
今回でスペイン旅行記は終わり。トレドを後にした。
最後に泊ったウェリントンホテルはスペイン政府の評価で五つ星。
朝日も出てない内に出発。ホテル御好意により弁当の予定だったのに朝食を出してくれた。
マドリッド・バラハス国際空港に着いた。屋根の形は関空に似てるかも。広さはもっとありそう。
陽が出てきた朝の空港。
4時間でフィンランド・ヘルシンキ空港で乗換。2時間待って関空へ。フィンランドではもう夕方になっていたがこの当時10月末で雪が積もっていた。9時間半のフライトで大阪へ。
スペインは芸術や建築、工芸から音楽、歴史まで魅力たっぷりの国でした。最近はカタルーニャ地方の独立などの話もあるが、さてこれからどうなることか。
これだけ旅行しているのにあのスペイン料理もまあまあに感じてしまう。日本人の舌は肥え過ぎたのか。レストランが悪かったのか。体調も崩さずいい旅でした。
トレド カテドラル その2 [スペイン旅行記(12年10月)]
帰りにトレドのお土産屋さんへ。スペインは鋳物や金属工芸の伝統が深く、ナイフや包丁、中世では鎧や剣、鉄砲などの生産も盛んだった。パーキングエリアなどでもナイフを売っていたり、彫金、鍛金(たんきん)のお土産もある。お土産屋で私は小さなナイフを買いました。
トレド カテドラル その1 [スペイン旅行記(12年10月)]
カテドラルの中へ。写真は私の腕ではブレブレ。
キリスト教の偶像崇拝というのか余りに造形が複雑だと不気味さを覚える。
トレド旧市街 その2 [スペイン旅行記(12年10月)]
トレドの街はスペイン内戦ではフランコ派反乱軍と共和国派の攻防が激しかったところ。反乱軍が占領後は立てこもって(反乱軍は始め苦戦していた)共和国軍の砲撃で街は廃墟と化したがその後修復された。周囲は渓谷と河に囲まれ自然の要塞になっていた。
狭い道の端は大きく擦れた跡が。車が無理やり通った跡だとか。
トレド旧市街 その1 [スペイン旅行記(12年10月)]
トレドへ出発。マドリードから1時間程。
マドリード観光 [スペイン旅行記(12年10月)]
ラ・マンチャ地方から夜になってマドリードのホテルに着いた。次の日の朝、あいにく雨が降る中、観光開始。
スペイン広場のドン・キホーテ、サンチョ・パンサの像。
雨の中の透明人間。大道芸人は欧羅巴ではちゃんとした職業。記念写真はお金を請求されるので安易に撮影してはいけない。
王宮。現スペイン国王一家は郊外のサルスエラ宮にいらっしゃるらしい。公式行事に使用するなど、それ以外は一般の人にも公開されてある。フアン・カルロス一世の伝記もまた凄い。
近くのブランド店にて。雨宿り。
プラド美術館へ。中は当然撮影禁止だったので写真はなし。荷物を預けて見て周る。ラファエロ、ゴヤ、エル・グレゴなど美術品の数々は圧倒した。美術の教科書にも載っている絵を実物でみるのは感慨深い。リアルな絵も実物は大きな絵で筆の跡も見ることができた。
ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ [スペイン旅行記(12年10月)]
コルドバからマドリードのバスの道中にミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の舞台となったラ・マンチャ地方がある。広大なスペインの大地にポツンポツンと集落があるのが、スペインの田舎の風景である。小説でもその一地方出身の下級貴族が主人公なのだが現実世界のこの場所も田舎町はそのままといった雰囲気。バスの小休止がてらお土産屋にも寄る。
お土産屋の近くにあった現代アート風のドン・キホーテ。
お土産屋。
その後、村近くの風車へ。スペインには勾配のきつい小山がたくさんある。通年風が通る小山の頂は粉をひく風車に都合がよいらしい。牛やロバを使って収穫した麦を運んだそうだ。
風車の後ろに付いている丸太で風車の向きを変えられる。
騎士道物語を読み過ぎた末に風車をドラゴンと思い込んで突進を繰り返したドン・キホーテ。
風車の周りはガレ場で足場も悪い。小雨が降るあいにくの天気だった。
コルドバ 花の小径 [スペイン旅行記(12年10月)]
メスキータを出て花の小径と呼ばれる小路へ。
コルドバでユダヤ人街を探したのだが結局見つからなかった。どこも土産屋、カフェが多くて景観も白壁が続く街並みで迷いやすいかも。
近くで結婚式をやっていたらしくウェデング姿の夫婦。旅をしてても良く遭遇する。
自由時間で集合場所に向かう途中にロマの人らしい女性数人に囲まれた。「占ってあげる。」と、手を取ってハーブを渡して手相を見だした。急いでいたので残念だが断ったが、私に子供が2人できると英語で言っていたと思う。3~4歳の大きな子供をあやすロマ風の物乞いもいた。物乞いはどの観光地でもいる。
これでコルドバ観光は終わり。
これからマドリードへ向かうついでにドンキホーテの舞台となったラ・マンチャ地方へよる。
写真は高速道路にたくさんあったロバの看板。角のある牛もあった。
コルドバ メスキータ [スペイン旅行記(12年10月)]
元々モスクだったものをレコンキスタでキリスト教会に改修。赤白のアーチは塗装ではなくそれぞれ色のレンガで象ったもの。薄暗かったのでブレがひどいことになってます。
参考までにデジカメ画像。
コルドバ ローマ橋 [スペイン旅行記(12年10月)]
ここからメスキータ(スペイン語でモスク)の中へ。