FUJICA Single-8 P300 SOUND [カメラ]
8ミリカメラは二台目、フジカP300に続き「フジカ シングル8 P300 SOUND」。
同じP300でもこちらはプラスティックを多用したボディ。
今回は機種名にSOUNDが付くように同時録音機能を持った機種です。
同録機能付きなんて時代を先取りした(当時)新機構ですよ。フィルムは同録専用に磁気コーティングされた8ミリフィルムを使用していました。ただその磁気付きフィルムなんてものはビデオの出現もありすぐに消えてしまいます。その磁気付き8mmフィルムももうないですし、どうやってもサイレントカメラとして使うことになります。
露出計はカメラ動作のバッテリーと併用の単三電池3本で動く。トリガーボタンを半押しすると露出計が動きます。
買いはファインダーがきれいだったこと。腐食もまったくないものでした。般若の面は女木島観光に行った時のお土産。瀬戸物製。
露出計は矢印で表示するタイプではなく、ファインダー左下の目盛り(?)が回転するもの。赤い部分が出たら露出アンダー気味で撮影は暗くなってしまうということがわかる。でもどれだけ暗くなるかも分からないので、はっきりとしない。
赤いボタンはバッテリーチェッカー。押すと小さくピーと音がなり、ファインダー下に緑のランプが点灯します。
面白いのが伸縮自在のガンマイク(?)。指差し棒みたいですけど、カメラ本体から聞こえる動作音をなるべく拾わない為の機構だったのでしょうか。
主砲発射よ~い。(^^)
フジカP300 代電池 [カメラ]
修理をしてみようと思う方はこの本が非常に参考になります。
最近の電子機器の塊みたいな製品は素人の修理は到底無理。でも、ある時代のアナログの機構の製品だと、少しの知識で修理できてしまったりするものです。ジャンクワゴンにあった数千円のカメラでも、ちょっとした修理で機能を蘇らすなんて素敵じゃないですか。
もちろんお店任せにするのが悪いと言っているのではないです。新品で買ったカメラを何年も愛用していて、自分で修理して壊してしまうなんてことがないためにも、お店に任せることは重要です。今回は中古品で買った千円程度のカメラ、貴方の持ってるカメラと、僕のカメラ、同じ価値でしょうか?お店に任せたほうが無難です。
今回は露出計を動作させる為に、現在生産されなくなった2.6V水銀電池の代わりにLR44電池1.5Vを二個つなげて3Vのボタン電池作ろうとしています。もちろん露出計に、2.6Vの代わりに3Vの電流が流れるのですから負荷がかかるのは当たり前。故障の原因になるのでまったくお勧めはしません。
LR44電池2個
+
高さ調整用にアルミホイルをペンチでギュウギュウに固めて作ったスペーサー(アルミももちろん通電するだろうけど、少しは抵抗もあるのかな?ボルト、ナットで作る方がいいと思う。)
これにボールペンの握る所のラバー(電池径に合ったゴムホースを使ったほうが綺麗だろうけど、その辺にあったものです。)でこの三つを繋げて固定。
完成。カメラに入れてみると、動きます。
中古で買ったP300の露出計は壊れていないようです。明るい暗い場所を向ければ針がちゃんと動きます。
電流・電圧計でチェックもしていないですけど、撮影は問題ないようです。あくまで個人所有のカメラですから。
待ったよ。8mmフィルム。 [カメラ]
GW期間中に実家に帰省して、撮影。その後、なじみの写真屋さんのおじさんに珍しいシングル8の現像をお願いし、そのお店の現像元の会社に問い合わせて5日後ぐらいに「うちではできんみたいやね~。ごめんな。」と返品。その後、ヨ○バシカメラにお願いしてなんと出来頃は20日後。そして今週になってようやくその日がやってきた。
それにしても20日なんて長すぎないか?需要がないにしても、まとめてやってるんだろうか?もうGWが遠い記憶の中になりかけている。
現像代は1261円。うん。そんなものか。3分も撮影できるもの。
箱にスプールに巻かれて入っている。
リバーサルフィルムなので実像が見える。これが出来合い。
露出計の電池がないのでお手製の加工電池(これもまた後日)を使った撮影ながら、ちゃんと露出計は動いて撮影されているみたい。この淡い感じがまたいい。
フィルムを開いて観ても面白くないので、欲しくなるのがこれ。
http://film.club.ne.jp/item/gakkenn.html 『手回し8mm映写機』
テレシネ変換前にはちゃんと撮影出来てるかぐらい確認したほうがいいだろう。
minolta-16 MODEL-P [カメラ]
前から存在は知っていたけど、8mmカメラを見つけた衝撃と興奮で、「これも買っちゃおうかな…。」みたいなのりで買ってしまった。ザ・ムダヅカイ。(笑)
ジャンクワゴンの中でゴロンと置いてあるその姿から「私はジャンクなんかじゃない!」と言ってるかのようで…。
実はこれ、現在ではまったく実用品でない16mmカートリッジフィルムを使用するカメラ。
そのカートリッジフィルムはもちろん生産されていない。
手間をかけて16ミリフィルムを小さく切って、希少なマガジンを手に入れたら写真は撮れるが、現像は自分でしないといけないだろう。
カメラの歴史を知る上では重要なのでコレクション感覚で。
P300より高い1575円もしたんだけど。希少品なのだろうか?
ウィキペディア ミノルタのカメラ製品一覧『ミノルタ16シリーズ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7#16mm.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.83.A0.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B.E3.82.AB.E3.83.A1.E3.83.A9
昔からカメラには『軽量コンパクト』が製品開発のテーマになっていた。一般的なライカ判と呼ばれる35mm幅のフィルム規格はそのカメラの小型化には限界があった。そして映画用16mmフィルム規格をカートリッジに収め、フィルム装てんも簡単にできるカメラが開発される。
ミノルタは使いやすいカメラを求めてきた。16Pが販売されたのは1960年、当時販売価格は3900円。一眼レフなど高嶺の花だったカメラ小僧には誕生日祝いに親から特別に買ってもらったエピソードが多いカメラのようだ。小さい割りにそれなりに写るので売れたようです。
ジャンクワゴンに入っていたのは、その16ミリフィルムカートリッジが生産されていないからなのだろう。カメラは電池不要で半永久的にシャッターが切れる。状態は小キズ、フィルム残枚数の窓がとれてなくなっている以外は壊れていない。
レンズは、F3.5 25mm。1/100秒シャッター固定式。ASA調整と露出調整のダイヤルがあって、
目盛りに4つのマークで
「BRIGHT SUN」、「HAZY SUN」、「CLOUDY BRIGHT」、「CLOUDY DULL.OPEN SHADE UNDER SKY」
と書いてあり、撮影時の状況で簡単に操作して撮影できる。
シャッター音は「プチッ」としたかわいい音。フィルム巻き上げは『写るんです』の要領でジコジコ指で巻く。
軽量コンパクトが売りなだけに、ほんとに小さくて玩具みたい。昭和35年頃の少年たちには実用性ある玩具だったんだろうね。
FUJICA Single-8 P300 [カメラ]
実は仕事が忙しくって休日はダラダラと過ごしていたのです。
ある日、久しぶりに梅田に行って、ブラリと入ったカメラ屋さんのジャンクワゴンを掻き分けて発見!
いい状態の8ミリカメラを発見しましたよ。「フジカ シングル8 P300」を。
ウィキペディア『8ミリ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/8%E3%83%9F%E3%83%AA
レトロ通販 トップページ
http://film.club.ne.jp/
ズームレンズにバーも付いてるし、電池が入る所はさびてない。外観は小キズやサビはあるけど、全然キレイ。
値段はなんと税込み1050円!安い!おもわず衝動買い。
買った時の、このドキドキ。前から欲しかったの!8mmカメラ。
スペックも予備知識もなく購入しましたが、ネットで調べると色々解る。いい世の中になったもんだ。
P300はEEカメラ(自動露出カメラ)のような露出計内臓の一般家庭向けに手軽に撮影できるカメラ。
1967年販売開始。秒間18コマ動作。レンズは、F1.8 10.5㎜~27.5㎜の3倍ズーム。電源は単三電池4個。
これは仕方がないがマガジン内のモルト(フィルムの装てんの際、感光しないように光をさえぎる黒いスポンジのようなもの。)が劣化してボロボロで、その細かいカスが散らばっていた。ここは要交換。
一眼のファインダー。でもピントは合ってるのか解らないぐらいのボケ具合。一応距離の目盛りがある。
少々見え難いが何とか使えそう。
早速電池を入れてみるとカタカタちゃんと動く。
ただ露出計用に電池が別に必要で、調べてみると現在生産中止の2.6Vの水銀電池が必要になる。
さてどうしたものか。もちろん現行のボタン電池を代用することになるが。
SHOOTING EYES [カメラ]
最近なにをするにもオックウになってしまったのは、
お金がないことをいい理由になにやらいろんなことをやって時間つぶしをしているクソボッコです。
『クソボッコ』が分からない方はお近くの香川県民に聞いてみてください。
さて、暇とはいうもの。やっておかないといけないのはたくさんあるのです。
3ヶ月前の花見にもっていって、ソフトフォーカスみたいに撮れたカメラ、CANON EOS-1000QDの標準レンズ、EF 35-80/4-5.6のカビ取りをやってみました。
この本を参考に、ずいぶん簡単にできました。カメラっていうのは撮影の面白さもさることながら、中身の機械構造のギミックの面白さもあります。このレンズはAFで、面白さがないですが。
レンズのキラキラした反射がきれいだと思う。
なにかあるとは思っていたけど… [カメラ]
もう一週間前の話になるけど花見の写真、現像できました。
当日持ってった中古カメラ(CANON EOS1000QD)は使うの初めてやったけど、これが難癖もんだということがわかりました。
その日午後から曇ってたので、アンダー気味になるとは思ってたけど、どういうわけかソフトフォーカスみたいなモヤッとしたできばい。これはレンズの汚れが原因だろうけど、致命的なのがシャッター幕の動作不良で写真が一部黒くなるということがわかった。
前から気になってたシャッター幕の油汚れみたいなものがそうだと思うけど、う~ん…。どうしよう(汗。
分解して壊れるリスクと直すリスク…。違いは明らかだが…。少しの可能性と希望を胸に、分解するかそのまま使うか。
ああ~どうしよう!修理に出すと高いだろうしな~。