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minolta-16 MODEL-P [カメラ]

フジカP300と一緒に買ったのがこのカメラ。ミノルタ16P

前から存在は知っていたけど、8mmカメラを見つけた衝撃と興奮で、「これも買っちゃおうかな…。」みたいなのりで買ってしまった。ザ・ムダヅカイ。(笑)
ジャンクワゴンの中でゴロンと置いてあるその姿から「私はジャンクなんかじゃない!」と言ってるかのようで…。

実はこれ、現在ではまったく実用品でない16mmカートリッジフィルムを使用するカメラ。
そのカートリッジフィルムはもちろん生産されていない。
手間をかけて16ミリフィルムを小さく切って、希少なマガジンを手に入れたら写真は撮れるが、現像は自分でしないといけないだろう。
カメラの歴史を知る上では重要なのでコレクション感覚で。
P300より高い1575円もしたんだけど。希少品なのだろうか?

ウィキペディア ミノルタのカメラ製品一覧『ミノルタ16シリーズ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7#16mm.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.83.A0.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B.E3.82.AB.E3.83.A1.E3.83.A9
minolta 16P.JPG
minolta 16P (1).JPG
昔からカメラには『軽量コンパクト』が製品開発のテーマになっていた。一般的なライカ判と呼ばれる35mm幅のフィルム規格はそのカメラの小型化には限界があった。そして映画用16mmフィルム規格をカートリッジに収め、フィルム装てんも簡単にできるカメラが開発される。

ミノルタは使いやすいカメラを求めてきた。16Pが販売されたのは1960年、当時販売価格は3900円。一眼レフなど高嶺の花だったカメラ小僧には誕生日祝いに親から特別に買ってもらったエピソードが多いカメラのようだ。小さい割りにそれなりに写るので売れたようです。

ジャンクワゴンに入っていたのは、その16ミリフィルムカートリッジが生産されていないからなのだろう。カメラは電池不要で半永久的にシャッターが切れる。状態は小キズ、フィルム残枚数の窓がとれてなくなっている以外は壊れていない。
minolta 16P (2).JPG
レンズは、F3.5 25mm。1/100秒シャッター固定式。ASA調整と露出調整のダイヤルがあって、
目盛りに4つのマークで
「BRIGHT SUN」、「HAZY SUN」、「CLOUDY BRIGHT」、「CLOUDY DULL.OPEN SHADE UNDER SKY」
と書いてあり、撮影時の状況で簡単に操作して撮影できる。

シャッター音は「プチッ」としたかわいい音。フィルム巻き上げは『写るんです』の要領でジコジコ指で巻く。
軽量コンパクトが売りなだけに、ほんとに小さくて玩具みたい。昭和35年頃の少年たちには実用性ある玩具だったんだろうね。
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