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カッパドキア その5 トルコ絨毯 [トルコ旅行記(10年11月)]

洞窟ホテルに魅了されてチェックアウトを惜しみつつ、次の目的地へ。ホテルマンからスーツケースを運ぶのにチップを求められる。まあ1トルコリラで済ませたけど。
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『トルコで私も考えた』高橋由佳利著でもあった朝市の一枚。トルコの人は大体一週間分の食事をまとめて買うという。写真にはなかったが人の頭以上の大きさのあるキャベツも売ってた。
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カッパドキアの街並みの美しさは強い日差しに石造りの建物が大地とマッチしているところ。
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途中少しだけ立ち寄ることができたエセンテペ。高台から谷のパノラマ風景と自然にできた三本の「親子岩」が見られる。
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雄大なトルコのアナトリア地方(カッパドキアでもある)の大地。トルコでとても印象深く綺麗だと思った風景の一つ。
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そしてトルコ絨毯のお店に。トルコに行くと買い物が多くて困る。お土産も多いがやはり魅力的なものが多い。今回の旅ではトルコ石ジュエリー、レザー衣類専門店、トルコ絨毯、最後にバザールを回った。
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ハンドメイドで絨毯を編んでいる所。働いているのは大体女性で年も学生から20代そこそこの若い人がやっている。頑丈な縦糸に染めた糸を手作業で編む。模様の構図を置いているがベテランともなると大体覚えてやっているという。使う糸の色の数、模様が複雑になるほど時間もかかり高価になる。
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端にある鍬のような道具は編んだ糸を櫛のようにすいて下に密着させる道具。一段が終わるとこれでガンガンと押さえつける。
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一段編み終えた糸をそろえる為に切るハサミ。
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切った糸は解してフェルトにしたりクッションの材料に使われるそうだ。
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シルクを作る窯。マユを窯で茹でて柔らかくし、奥のほうきのような道具でザッとマユを引っかいてシルクを取りだす。一本が極細なので実際にやっている所を見ても細くて判らず、近づいてからようやくわかる。
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そして品評会。色々な絨毯を見せてくれる。絨毯はウール、コットン、シルクと素材も様々。ハンドメイドは機械織りより高密度でほつれ難い。ウール素材の最初はゴワゴワしているが使うにつれて柔らかくなる。
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イスラムのお祈り用の絨毯。モスクの模様があるのが特徴。
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タペストリーも。

ここで一畳大ほどのウールの絨毯を買いました。ハンドメイドの工程を見せただけ結構値段が張ったかなと思いましたが現在使っていてとても満足。ウールは肌さわりが悪いのではないかと思っていたけど暖かいし、こたつとの相性もいい。

色々見せてくれましたがここで絨毯の豆知識を。

程良いサイズの絨毯を探してくれていると中からボロボロの絨毯が出てきました。ボロでも色も柄も素晴らしく、値段を聞くと他の同等のサイズの絨毯より高い。なぜ高いのかというと、これは遊牧をやっている家庭から取引して買ったもので、遊牧をする家族のオリジナルのデザインで、各家庭の世代から受け継がれてくるもので世界に一つしかないこと。普段から使っているものなので最初から絨毯が柔らかいこと。コレクターもいて高値で売買されているから。絨毯は補修すれば直せるもので、絨毯一つで代々使われるもの。家庭の財産が詰まったものと思えば高いのもうなづける。ただ少し小さかったので新しい方を選びました。
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絨毯はイスラム文化の芸術で模様はどれも素晴らしい。
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