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サハリンの小学校へ。その1 [サハリン・樺太旅行記(08年9月)]

午前中の予定が狂ってしまったので、どうしようかとガイドのA君が考えた結果「小学校へ行ってみますか?」という場当たりでも我々外国人には珍しいロシアの教育現場を見学させてもらえるように交渉してくれた。ロシアの義務教育は11年制。この学校はその一貫校。隣に新校舎がある。
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調度授業が終わった所(サハリン時間で1~2時過ぎぐらいだったと思う。)で、突如入ってきた日本人一行にワイワイ。「写真を撮ってくれ。」と催促される。みんなの制服は正装(男の子はスーツというよりはタキシードみたいに細身でスタイリッシュ。)黒一色だがデザインは色々あるのか?制服というのがないのか?
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後ろの男の子に注目。記念写真のイタズラは世界共通なんだな~。
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こちらはまだ授業中にも教室の中へ入ることを許された。パソコンの授業。義務教育の一環としてITの授業が進んでいるそうです。日本でも今では小学校から教えてるのかな?
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ロシアも英語の授業があり、英語で意思疎通を求められる。ノグリギという町はサハリンの北にある辺鄙な所だが、大人たちからも片言の英語で話しかけられることもあった。(その日の夕方、ノグリギ駅にて列車を待つ旅行メンバーによる。)「君は日本人か?」「ここに何の為に来た?」「私のお婆さんは日本人なんだよ。」など。交流を求める姿勢には遠きにありて想う国と人情かな。想わせるものがありました。日本経由で樺太にやってきた朝鮮人労働者と結婚した日本人は日本人と認められずに帰国できず、朝鮮分断のあおりをくい無国籍者になってしまった人もいる。

『在樺コリアン』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%A8%BA%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3

ノグリギの小学校 (13).jpg
図書室。
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