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『海角七号 君想う、国境の南』 [映画(10年~)]

時が流れても、心に残る歌がある。


遠く離れても、忘れられない人がいる。


海角七号 - 君想う、国境の南 -

懐かしくて、新しい。
あらゆる世代を魅了した台湾映画史上、歴代第一位のヒット作
遂に日本上陸!

物語解説は省きます。

昨年の台湾旅行から待ちに待った映画!観にいけてよかった。時を越えたラブストーリーというより、ライブの前座のバンド結成、ライブまでの苦難の道のりといった印象が強かったが、コメディ調でおもしろかった。親日的というより台湾から日本に向けてのラブコールとも観れる。日本でもぜひヒットしてほしい。これを観ると台湾に行きたくなるはずだ!

作中では台湾の土地文化をうまく紹介したシーンがいくつかある。
台湾には色々な信仰があること。キリスト教、仏教、馬祖の神様など。
台湾には様々な人種がいること。漢人系、客家系、台湾原住民系など。
台湾の複雑な言語事情があるということ。(作中は北京語と台湾語を分ける為に台湾語セリフの字幕先頭に「・」がつく。出てくる言語は台湾語に英語に北京語に日本語で、作中では「台湾語は分からないので北京語で喋って!」というセリフが出てくる。)

脚本がいいのか出てくる個性的なキャラクターがうまくまとめあげているように思う。いかにも台湾らしいざっくばらんというか、感情をさらけ出したら皮肉っぽく返されるセリフのやり取りのおかしさ。

ノスタルジーを感じさせる終戦後、引き上げる日本人教師の届かなかった女学生へのラブレターの文面。(これも字幕が欲しかった。)

アカデミー外国語映画賞台湾代表作品。
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