発表します! [作品制作]
ショート作品の撮影が済みました。
秘密裡に話が進んでいたので、ブログにも公開できていませんでした。
ええ、もう撮影が済んじゃったのです。
タイトル未定。
出演者:秘密。
8mmフィルムカメラ、「FUJICA Single-8 P300SOUND」。
使用フィルムフィート50F×3。約8分。
卒業後、初完全個人制作作品!全編フィルム映像にて構成!只今現像中!9月末より編集に着手!
完成予定、未定。
現像→テレシネ変換(フィルムからビデオに変換作業)→編集→完成の予定。
進行具合は秘密が多くなるだろうけど、随時更新します。
現像後の撮影の出来が不安!その前にサハリンの旅日記で忙しくなるんだろうし!
女の子が人を殺せるぐらいの石。 [作品制作]
昨日の大阪市内の雪はすごかった。11年ぶりだって?すごいなあ。
大阪に来て初めてみる風景。
買い物に出かけて、水分を吸ってグズグズになった雪を踏んで、
靴の中に水が浸入してきて、歩く度にどんどん水が入ってきて、
帰り、あまりにも冷たさに「あ… オ… クゥ…」と悶えながら歩きました。
昨日は髪を切りに行ったし、念願のデジカメを買った。(オダギリジョーが宣伝しているやつ)
さてタイトルの『女の子が~』とは何かというと。
専門学校の同期の友人から「個人制作の撮影に使う小道具を作ってほしい。」と頼まれ、
作品の内容で「非力な女の子が海岸で人を殺すシーン」に本物の石は危ないので、
軽い偽物の石を作ってほしいと依頼されたことに始まる。
つまりハリボテの石を作れということです。
『元映画学校の学生が作る。石の制作』とでも表記した方がよかったか。
学生の制作する映画作品というのは、常に『お金をかけない。』が大前提にあります。
経済的ゆとりもありませんし、ロケ地の交渉もほとんどなく、ゲリラ撮影が当たり前。
学校を卒業したので経費はそう困らなくなりましたが、
映画はお金をかけてナンボの佳作だってあるんですから、
お金はかけないところはかけない方がいいに決まってる。
今回ほんとにお金をかけないで作ってみました。
材料は、新聞紙、障子のり、紙粘土、アクリル塗料4色(黄土色、茶、黒、白)
ほとんど小学校の図画工作のノリで。
まず最初にリサーチです。
ロケ地の海岸は行った事ないですが、
「海岸にでも転がってそうな石」っぽく作らないといけない。
どんな形の石がいいか。どんな色の石がいいか。
考えて「面がとれていて、茶褐色」の石にしました。
まずグシャグシャにした新聞紙を力を入れて、ギュウギュウに固めます。
ようは軽い石を作ることなので、石の中身は軽いもので作らないと。
(作り方なんてほんとにどうだっていいんですよ。)
包むようにして新聞紙を丸めます。ここでもギュウギュウに固めます。
コタツの上での作業。
細長くちぎった新聞紙を、お湯で少し薄めた障子のりで浸しながら貼り付けていきます。
新聞紙の上にさらに新聞紙を何重にも貼り付けていきます。
ベランダで乾燥させます。三日ほどでカチっと固まりました。
ノリと紙で固めるといった感じなのでまだ強く押すと凹むぐらいの硬さ。
新聞紙の接合部分は隙間なくノリでくっついてくれるので分解してしまうことはないです。
紙粘土を大量に買ってきて整形。今回100均の紙粘土を買いましたが、
僕が買った材質が非常に硬く、重いものだったので
水を加えてセメントのようにペタペタ塗りつけるようにしていきました。そしてまた乾燥。
乾燥してビックリ。思ったより重い。
ひび割れを恐れて紙粘土4袋で作ったので、重くなってしまった。
本物に比べると軽いんだが。
そして塗装。これも100均で以前買って置いたもの。
そして完成。ほんとに手作りっぽい。
小学生が作ったといっても通ってしまうような石が完成した。
石をアップで撮影しないことを条件です。
浜辺で目立たなくなればいいんだが。
モデル人形さん。 [作品制作]
まず何かをするのに、道具を揃えることから始める僕は駄目なやつです。
最近仕事が忙しく、それでも早めに退社はしているけど、寒いのもそうだけど、なんだか疲れ半分な気分なのです。夜しっかり眠れなくなったのだろうか。
寒いのは仕方ないけど、なんだか今日はしっかり休もうという気分になった。もう二月ですよ。
作品制作は全然進んでいない。
期限がない分、なにもあせる必要なんてないんだが、途中中断なんてのが一番いけないことだということは、常日頃思っていたのです。
あせる必要ないんだけどな~。画の勉強も全然だし、通信制の美大か専門教育ってないんだろうか。
さて、タイトルのモデル人形とはこれです。
上の商品リンクと製造メーカーはたぶん違うと思いますが、デッサン用のポーズをとる人形です。台座あわせて22cmぐらいのサイズ。
硬い木の材質で、間接はネジとバネで構成されているので、誤って力を入れて壊す心配はないです。割と丈夫そう。いろんなポーズにできます。
ついつい遊んでみたくなるのが人形を持った人間の性とでも言いましょうか。
押井守は「人間はなぜそっくりのロボット(人形)を作るのか?」をテーマに『攻殻』を映画化したけど、たしかに人間の人形遊びほど奇怪なことはない。
台座から伸びる針金から人形を外すこともできます。背もある程度曲げられます。致命的なことといえば、脚がまったく横に開かないことです。ヒジやヒザも90度ぐらいしか曲げられない。
でもポーズは幅広くできます。これ以上となるとアクションフィギュアみたいなものでないと駄目ですね。(アクションフィギュア買おうか迷ったけど、あれは高い。)
では、ごひいきに。インテリアとしても。
しばらく、眼鏡を持っておいてくれ給え。
おみくじ怖い…。 [作品制作]
彼岸花が咲く頃
山に群生する竹林に
消えた女の霊が出るという…。
簡単なプロットというのがこれです。
お化けとか幽霊とかミステリアスで、山林の中で出没する幽霊とか。
神秘的な存在で、情念だとか、怨念をもって死んだ人間の怖さを、幽霊がまったく登場させないで、
何かが潜んでいそうな竹林の中で表現しようと模索しておりました。
季節的なものとして彼岸花です。
が、
今年は神様にも見放されたようです。
昨日土曜日、いい天気に恵まれ始発の高速バスで故郷香川に帰って、先月探しておいた竹林にカメラを持ち込んで撮影しようと、実家で動作チェックをしようとしましたが、まったく動かない。長く放置してこの間電池を入れたとき、何かおかしいなと思ったのはたしか。
撮影日当日にカメラ動作不良…。
今年初詣に行ったときの、おみくじを思い出した。
「凶」
道業未成時(どうぎょういまだならざるとき)
道を学び、事を始めようとしても、未だ時節至らず成就しない。
このおみくじにあう人は、何事にも新しく始めることは悪い、ただ心をしずめて時節の至るを待つとよい。
あたってる…。
怖いな~。当たっているから怖い。
それでもって今日こっちにとんぼ返り。
おみくじって、くじ運の良し悪しだろうが、神社の占いって神秘的な何かがあるから変に胡散臭くかんじない。
でも待てば、なんとかなると思う。季節は過ぎてしまうが、イメージ的に冬でもいい。
急がなくていい。
プロットぐらいしかできてない頭の中は表現演出も曖昧だ。
さすがに画コンテも考えよう。
彼岸花は終わってしまう…。
「じゃあさ。マヨネーズはマヨネーなわけ?」 [作品制作]
『Vegas Movie Studio+DVD Platinum Edition』
を買ってしまった。動画編集ソフトです。
Vegas Movie Studio + DVD Platinum Edition ガイドブック付き
- 出版社/メーカー: イーフロンティア
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: ソフトウェア
もう誕生日前に買ってるんですが、いろいろ忙しくってインストールもできんかった。
いざ使ってみると、最初は使い方に迷うけど、これがなかなか面白い。
専門学校時代にやったノンリニア編集の授業を思い出した。
上のタイトルの言葉はかなり印象の強いセリフで、
教室のパソコンの中に入っているいつ撮ったのか分からない素材の中に、この場面があって、
「マヨネーズの単数形はマヨネーなの?」と男に深く追求する女との駆引きで、
顔アップとか別角度のシーンをパソコンで編集するといったもの。
この会話がすごく嫌で、軽く話しかけるぐらいならいいだろうが、
不機嫌そうに詰め寄られて、
しかも何かやっている時にこんな話をされると腹立つだろうな~と思った。
「『マヨネーズ』は固有名詞かなにかだろう。」と思いきや、「mayonnaise」フランス語だそうだ。
まあそんなことはどうでもいいんですが、簡単に編集してみました。
ネガから写真画像をスキャナで取り込んで、
それをズームバック、パーンさせてみたり、オーバーラップやワイプの素材がたくさんあって、
静止画で描くっていうのもできる。これが一番やってみたかった。
出力HD対応ではあるけど、MPEG-4は対応してないみたい。
でもiPod再生用にQuick time6に出力が可能。もちろんDVテープも。
買っちゃった…A○ID。 [作品制作]
金もないくせについに買ってしまったぞ。ACID MusicStudio。
タイトルから「Avid買った?」なんて思った人はごめんね。でもこれほんとすごいの。
ようは作曲ソフト。
市販のループ素材集から自分の好きなループをチョイスして、つなげて作曲すると、
なんと著作権フリーの自分のオリジナル曲が作れるのだ。
ネットだろうと自主制作映画のBGMに使おうがオールOK。
作曲した時点で自分の著作権ができて、ちゃんと法律的に守られる。
素材の音質はプロも使用する実際に録音したものを使用。
画期的な作曲ソフトですが、リズム主体なのでメロディー主体の作曲には不向き。
でも生の演奏の音が使えるってところがすごい。
これは自主制作の映像作品に向けての下準備のために買ったものです。が、早速使いこなせるか
どうか不安です。とりあえずまずはどんなループがあるのかを聞いていこうとしてます。
早速買ってついてくるサンプルを延々聞いてます。
シンセサイザーとかエレキだとか、電子的なループにトリップしてます。
『2001年宇宙の旅』みたいな。ヘッドホンしてMediaPlayerの視覚エフェクトを見てると頭がどっか行ってしまいそうです。
そしてその素材の量もすごいこと。数秒で終わってしまうのがほとんど。
ギター、ベースで何パターン、ドラムで何パターンなどなど。
ほとんど曲として出来上がっているのもある。
某CMで使われているBGMの一部のループを発見しました。
あと某アニメで使われていたトラックも見つけた。
これはすごい買い物したかも…。
(Avidは業務用映像編集ソフト。プロ仕様のソフト本体価格が20~30万ぐらい。べらぼうに高い。)