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ウズベキスタンから帰国 [日記]

数日前に帰国しました。

帰国中の機内で気分が悪くなってトイレで吐いて、食欲のわかないまま日本に到着後、マンションに戻って熱を計ると38度6分と風邪でもこんなに上がることないぞと驚いたものですが、次の日起きると7度2分。疲れによるものかタシケントの熱波をそのまま持ち帰ったのか不思議なものです。



税関抜けるときにサーモグラフィーやってたのに大丈夫だったのかよと。



ウズベキスタンってどこにあるの?と職場の人からよく聞かれました。

どこってそりゃ「アフガニスタンの北…」と言ったら紛争地域とイメージがついてしまいます。中には「~スタンとつくところ戦争をやっているイメージがつく。」という話も聞きました。

でもウズベキスタンは行って判りました。大変美しい国だと!
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主要都市はオアシスの居留地がそのまま都市になったようで緑も多い。砂嵐はあるようだが暴風雨はないようで背の高い樹が生い茂って日影が多くできてて涼しい。第二次大戦後、ソ連軍の捕虜となった日本人はソ連邦国内の至る所に抑留された。回りまわってウズベキスタンにも多数日本人が送りこまれ、インフラ工事の労働などに従事された。ここで帰国前に亡くなった日本人墓地の石碑。ウズベキスタン各地にも日本人墓地がある。
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砂漠に昇る朝日や沈む夕陽は美しい。
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まず目にするのは素晴らしい色彩柄の刺繍や染め物。鮮やかでシックなものもあって飽きさせない。
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絨毯はザクロから取った色素で赤く染めた絨毯がほとんどだが私はとても欲しくなった。
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イスラム教国ではあるのですが、旧ソ連邦から独立してもロシアの影響が大きく、女性も男性も服装は至ってヨーロッパ風です。男はハーフパンツにt-シャツ姿でも何もとがめられない。女性は肌を出すのは一部のロシア系国民ぐらいだそうですが、それでもウズベク人は世俗的な人がほとんどです。地方にもよりますがワンピースにスカーフ、日傘で出かけるのが多い様子。そのワンピースやスカーフも伝統の染め柄や刺繍で飾った素晴らしいものです。イスラム教の熱心な家庭ではちゃんと髪も隠すこともあるが最近その原理主義の動きも国内にあるとか。
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治安の良さは色々あると思いますが、観光客が現地の人で一杯のバザールに入っても身の危険を感じないという所も素晴らしいところでした。スリや強盗もないわけではないという話ですが、私はとても安全な印象を受けました。
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ウズベキスタンの通貨so‘m(スム)はこの時日本円で約0.05円。レートにもよりますが1000スムで50円程。この国の高額紙幣が1000スム。ガイドさんに30USドルを渡すと66000スムに両替してくれた。となると財布の中に66枚もの札束は全部入りきれない。マネークリップが逆に便利だったのではと思ったけど夜な夜なスムの残金計算するのに札勘をやる。金銭感覚がつかめないが客商売をやる人たちはこの札を数えるのがうまい気がする。お土産屋ではUSドルが使える店がほとんど。食品、飲み物にはスムを使う。

1.5Lのミネラルウォーターが1000~1200スムぐらいかな。

ウズベキスタン他、中央アジアは茶碗の口が広がってあるタイプの茶碗が伝統だそうで、ご飯茶わんのスケールの小さいような形がとても親しみを感じる。これでコーヒーも飲むが一般的に紅茶、ほうじ茶が好まれこている様子。食後には必ず出た。
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サマルカンド、レギスタン広場のナイトショーにて。
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ただ6月末は一年で一番暑い季節だそうで最高気温45度。場所によれば気温50度にもなる。観光初日のタシケントで一番疲れた。日差しもギラギラと差すように痛い。

フィルム写真は36枚撮り18本で648枚。デジカメは378枚でしたがこの灼熱の大地とギラギラした日差しの中UVフィルターで撮影したものはどれも写りが良かったのでとても満足。とってもいい旅でした。
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