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現実的なくだらなさ『ショート・ピース』大友克洋 [本・漫画]

もう買ってから半年は経ってると思うけど、漫画の紹介をしよう。


『ショート・ピース』 大友克洋
ショート・ピース



 


 


 


ええ、あの大友克洋です。もともと漫画家だからね。大友さんは。


初期の頃は読みきり漫画で多作の漫画家だった大友克洋の初の作品集、『Short・Peace』(短く楽しかった日々)。


バリバリのSFじゃなくって、どれも現実的な物語で、若者を描いた作品が多い。


突拍子もないオチもあれば、グダグダに終わる話もあるけれど、この現実的で、くだらないんだけど、人間ってそうだよねっていうのがなにか普遍的なものを感じられて面白い。


 それに描くキャラクター全て、まるで美化していない。絵は丁寧なんだけど、美しくないところまでディテールを詳しく描いている。


中でも『School-Boy on good time』 美術部の男子学生数人が金儲けを企む話と、


『任侠シネマクラブ』映画研究部の学生がブルーフィルムを撮ろうとする話が好き。


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